
ミャンマー祭り2019では、日本・ミャンマー交流写真展の併設企画として「亀山 仁&小池 隆 二人展」を開催します。
小池氏は2015年からミャンマーで主に鉄道と人々の関わりに注目し撮影しています。きっかけはミャンマーに行った古い日本の車両を撮影する為に訪れたそうですがミャンマーには古いが味のある車両が沢山有り魅力を感じ撮影を続けているそうです。ミャンマーではホームと市場が一体化している駅もあり日常生活の買い物に多くの人々は集まります。ここ数年、日本などの協力で鉄道の近代化が進み古い車両やホーム市場はこの先無くなっていくのだろうと思い、貴重なミャンマーの文化をあざやかなカラー作品で表現されています。
亀山氏はシャン州のインレー湖に暮らす人々を2005年より撮影してきましたが2018年に出版した写真集「Myanmar 2005-2017」ではミャンマー最大都市ヤンゴンも取り入れています。ホテル高騰、渋滞激化などありヤンゴンは通過するだけの街だったのですが2015年ごろからミャンマーの写真家や写真を学ぶ学生と交流をするようになりヤンゴンで過ごす時間が増えたそうです。そしてヤンゴンの被写体としての魅力、重要性に気付き変貌する街ヤンゴンの様子を撮影されています。
小池氏はミャンマーの色あざやかな世界を美しいとカラープリントに、亀山氏は被写体の存在感をより強調させるモノクロプリントで展示されます。2人とも日本・ミャンマー交流写真展会場にて皆さんをお待ちしてますので、コンテスト入賞作品と合わせてご覧いただき楽しんで頂けたら幸いです。
小池隆 Takashi Koike
アジア鉄道写真家(日本写真協会 会員)


生年月日 | 1956年1月22日 |
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住所 | 東京都中野区上高田 |
d51603tk●gmail.com(●を@に) | |
これまでの活動 | 2015年9月 洪水被災者支援チャリティー写真展「YANGON CIRCLE 2015」。グループ展とワークショップ(ミャンマー ヤンゴン ギャラリー) 2016年10月 小池隆 写真展「ミャンマーの鉄道と人々」。(フジフイルムスクエァー東京) 2017年11月 小池隆 写真展「ミャンマーの鉄道と人々」。(ケンコー・トキナーギャラリー東京) 2018年10月 モンゴル政府施策 MONGORIA TODAY プロジェクトに参加、ウランバートルでグループ展。 2019年3月 キヤノン フォトマラソン ミャンマー 2019 審査委員 2019年5月 ミャンマー祭り2019「日本・ミャンマー交流写真展」 |
写真展タイトル | ミャンマーの人々と鉄道 |
2015年からミャンマーの人々と鉄道を撮影しています。初めはミャンマーに行った古い日本の車両を撮影する為に訪れましたが、ミャンマーには古いが味のある車両が沢山有り魅力を感じました。駅も市場と繋がっている場所では、ホームで多くの人々が農産物を販売しています。贅沢ではなく生活をする為に人々は集まります。そしてその農産物を運ぶ列車も客車と連結して走っています。ミャンマーは日本の協力で、鉄道の近代化が進んでいます。近年には古い車両やホームの市場は無くなると思います。そんな古いが大切なミャンマーの文化を撮影させて頂いています。
亀山 仁 Hitoshi Kameyama
写真家(日本写真協会 会員)
ミャンマー祭り推進委員


生年月日 | 1966年12月7日 |
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住所 | 神奈川県相模原市 |
web@hitoshi-kameyama.com | |
Website | http://hitoshi-kameyama.com/web/ |
これまでの活動 | ○出版-2018年1月写真集「Myanmar 2005-2017」冬青社 -2013年6月写真集「Thanaka」冬青社○個展– 2017年 12月 「Myanamr 2005-2017」ギャラリー冬青 – 2015年 12月 「Thanaka II 雨安居」ギャラリー冬青 – 2013年 7月 「Thanaka」ギャラリー冬青 – 2013年 4月 「The Inlay」HEHO Airport, Inlay Lake Myanmar(常設展示) – 2011年 5月 「湖上の村」 西麻布ギャラリーe&m – 2008年 10月 「水の回廊」新宿epSITE Gallery○企画展•グループ展– 2019年 5月 ミャンマー祭り2019「日本・ミャンマー交流写真展」 – 2016年11月 ミャンマー祭り2016「日本・ミャンマー交流写真展」 – 2015年11月 ミャンマー祭り2015「日本・ミャンマー交流写真展」 – 2013年10月 ミャンマー祭り2013「日本・ミャンマー交流写真展」 – 2011年 5月 「NO PRINT, NO LIFE」 目黒ギャラリーコスモス – 2007年 6月 [旅] 写真展「雨奇晴好」フォトギャラリーシリウス – 2006年 5月 「旅するミャンマー2005」新宿野村ビルギャラリー |
写真展タイトル | Myanmar 2005-2018 |
以前、私にとってミャンマーはインレー湖周辺の撮影が目的でヤンゴンは通過するだけだった。しかし最近はヤンゴンで過ごす時間が増えている。ヤンゴンでミャンマーの写真家や写真を学ぶ学生と交流をするようになり、ここが良くも悪くもこの国の先頭を走っていると実感した。ミャンマーの今と未来を考えるうえでヤンゴンは必要と思うようになり本書はインレー湖とヤンゴンの写真で構成するに至った。軍事政権下の半鎖国状態から抜け出し過渡期のミャンマー、この変化が彼ら自身が望む未来に繋がることを願っている。そして様々な環境が変わって行くなか、彼らの道を見失わないで欲しいと願う。
(写真集 Myanmar 2005-2017より抜粋 )
私は2005年からミャンマーを訪れミャンマーの人たちとその暮しを撮り続けています。その中でミャンマーの人たちから多くのこと経験し学び、救われたと考えています。それに対して自分でできることで恩返しをしたいと考えるようになりました。ミャンマーで活動しているNPO /NGOの手伝い、ミャンマーで撮影した写真や写真集の売り上げの一部をミャンマーの支援に寄付するなどです。また、ミャンマーに写真文化を根付かせるために活動しているミャンマーの友人をサポートすることも私にできる恩返しになるのだろうと考えています。